エッグドナーでのピルの副作用はあるのか

                                
                                                                  

エッグドナーの副作用について

エッグドナーとは、病気で卵巣を摘出したり先天的に卵子がない女性などに、自分の卵子を提供するボランティアの女性のことです。

エッグドナーから採取された卵子は、提供を希望する女性の体内に移植されて妊娠に至ることが目標です。

エッグドナーになると、月経サイクルを提供する女性と合わせるためにピル(経口避妊薬)が処方されますが、そのピルには少なからず副作用のリスクがあるので、あらかじめ理解していただく必要があります。

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ピルには、女性ホルモンである黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)とが含まれています。

黄体ホルモンや卵胞ホルモンは、体内のホルモン量を調節することで妊娠したようなホルモン環境を作り出すことで排卵を起こさないようにする作用があります。

この働きにより月経サイクルをコントロールするわけですが、エッグドナーの方には一定期間中毎日同じ時間にピルを服用していただくことになります。

ピルの服用が終了した後は排卵誘発剤の注射がスタートし、卵胞が十分に成長していることが確認されるといよいよ採卵が行われることになります。

前述のように、ピルを服用することには少なからず副作用のリスクがあります。

その症状はつわりに似ているといわれており、頭痛や吐き気、不正出血、体重増加、にきびなどが代表的なものです。

しかし、このような症状が出るのは、健康状態が良好であればきわめて少ないとされ、服用した女性の10%程度に見られるといわれています。

すべての薬には何らかの副作用のリスクがあるわけですが、ピルの副作用はほとんど心配する必要はないといって良いでしょう。

また、Act Oneでは、副作用を始めとしたエッグドナーの方の負担を出来るだけ少なくするために常にきめ細やかな対応を取っています。

提携する各クリニックには、長年の経験と確かな技術、そして高いホスピタリティを持つ優秀なスタッフが揃っており、薬を使用する上での安全性については最善の配慮がなされています。

十分なサポート体制の中で行われる採卵に向けた各スケジュールは、エッグドナーの方にも心から安心していただけるものとAct Oneでは考えています。

採卵が無事に終了すると、卵子は長く辛い不妊治療を続けてこられたカップルの体内に移植され、待望の赤ちゃんが誕生する日を待つことになります。

エッグドナーさんの不妊に悩むカップルを助けたいという温かな心が、彼らに素晴らしい贈り物を届けることになるのです。