エッグドナーには面接はあるの?

                                                                                                  

エッグドナーになる前などに、面接が行われている仲介業者も多いようです。

面接がないところもありますが、仲介業者もなるべくエッグドナーの雰囲気や意志などを確認して、提供を受ける夫妻に提案する際の材料にしたいという希望はあります。

ActOneではエッグドナーと卵子希望の夫妻との橋渡しとして、やはり人格をきちんと把握しておくことが大事だと考えています。
またご不安を感じられることも多いご希望者の方へプログラムの説明に念入りな面談を行っています。

面接があった場合、どのようなところを見られているかというと、まずは時間通りの対応がきちんとできる人かどうかを見られます。

面接開始の時間に遅れてくるようだと、「時間通りの対応ができにくい人」とみなされます。卵子提供において、時間を守れるかどうかというのは、とても重要なことです。

ホルモン注射を自己注射するにあたっても、時間帯が決められていますし、飛行機に乗って海外に行く日のフライトの時間も決まっています。
万が一ですがそれらに遅れたり、注射を忘れたりすると、最悪の場合はエッグドナーとして卵子提供ができない状態となり、中断となってしまいます。

中断となった場合は、卵子提供を受けようと思っていた夫妻が、無駄足を踏んだ形となり、それまでかかった経費だけが支払われますが、卵子提供を受けられないのにかかる費用と考えるとやはり気持ちの良いものではありません。

ですから、エッグドナーは選ばれた瞬間から、きちんと時間通りの行動ができなければならないのです。

さらに面接では、どのような雰囲気の人かをコーディネーターが見ています。
卵子提供を受けようとしている夫妻は、できれば自分と同じ人種であり、できれば自分達夫婦と雰囲気の似ているエッグドナーを探している場合が多いです。

コーディネーターは、そのような点もマッチングするか見ながら提案するので、面接ではどのような雰囲気の人かを客観的に判断され、登録の材料となります。

電話での面接の際も、見られている点は同じような点ですが、電話をかけたときに「すぐに出られるか」という点も見られています。
すぐに出られる人は、万が一ドナー希望者が見つかり、早期の提供を求められた際に、電話ですぐに連絡を取り合い、スケジューリングができます。

しかし、電話に対応できる曜日や時間帯が限られる人の場合は、電話での問い合わせにすぐに応じられない傾向があるので、電話ではそのような点を重視しているようです。

緊張することはなく、あくまで普段通りの自分でいることが大切です。そうすることで自分の雰囲気とマッチングする夫妻が見つかりやすくなります。