エッグドナーとして卵子提供することが決まったら

                                                                                                  

ActOneでは、ご自身の卵子で妊娠することが難しいご夫婦のために、健康で良質な卵子を提供してくださるエッグドナーさんを募集しています。

エッグドナーに興味があるけれど、いったい何をすればいいのか分からずにドナー登録をためらっている方もいらっしゃるでしょう。

まずは、お写真とご本人様の確認書類を用意してActOneのエッグドナーとしてご応募いただきます。

ドナーさんご本人の情報は、卵子の質の評価や、治療を受けるご夫婦がエッグドナーさんを選定する上で非常に重要な情報となります。

そのため、
身長・体重・肌の色・髪質といった外見的な情報
視力・聴力といった感覚器官の精度、アレルギーの有無や持病、疾病といった健康状態
アルコールや喫煙といった習慣の有無
さらに性格や学力、家庭環境に至るまで非常に細かい情報を提供いただく必要があります。

その後、ActOneの社員が面談させていただき、エッグドナーとしての役割や意義、自覚、そして治療に望まれるご夫婦の思いをご理解いただいた上で正式にエッグドナーとして登録させていただきます。

治療に望まれるご夫婦にエッグドナーとして選定されたら、感染症の有無や卵巣機能の状態、卵胞数、ホルモン値、子宮頸がんなどを調べるために国内の病院で事前検査を受けていただきます。

この結果は渡航先の提携クリニックに送られ、エッグドナーとして受け入れ可能か判断されます。
結果が思わしくなかった場合は、他の候補のエッグドナーに交代となります。

受け入れ可能であれば卵子プログラムを実施する海外の都市で採卵するため、渡航日程の調整を行います。

エッグドナーさんには葉酸サプリメントの摂取とピルの内服を開始していただきます。

現地に到着後は3日間ほどの休養を経て現地のクリニックで初回診察を受けていただきます。
問診、内診、血液検査、尿検査を行い、排卵誘発剤の自己注射方法の説明を受けます。

そしてその日の夕方から排卵誘発剤の自己注射が開始となります。

以降は採卵日まで毎日、自己注射を実施していただきます。
自己注射開始から採卵日決定まで、午前中に診察を行います。

自己注射開始からだいたい13日前後で採卵日が訪れます。
採卵の手技自体は10分~15分程度です。

採卵の翌日に最終診察を受け、帰国となります。

エッグドナーとして正式に決定してからは、現地でも国内でも、安心して採卵に臨んでいただけるよう採卵のための準備をActOneのスタッフがしっかりとサポートします。