エッグドナーは報酬ももらえる

                                
                                                                  

望めば、誰もが妊娠・出産できるわけじゃない

ひと昔前は、女性の夢は「お嫁さんになって主婦になること」でした。いまは女性も社会人としてあらゆる方面で活躍する時代です。
そう「一億総活躍社会」なのです。このため結婚・出産よりも仕事を優先すると、当然のことながら、女性の晩婚化が進みます、晩婚化が進めば必然的に出産年齢も上昇します。
「結婚して子作りをしたら、すぐに子供が出来ると思ってた」、「生理があれば子供は出来るじゃないの?」不妊治療の患者さんがよく口にする言葉です。
希望するタイミングで妊娠、出産することが出来た女性がいる一方で、加齢や早期閉経、卵巣や子宮の疾患、ターナー症候群、相互転座など様々な理由による不妊に悩んでいる女性がたくさんいらっしゃいます。
「赤ちゃんがほしい」と希望しながらも、なかなか妊娠が成立しないご夫婦は5組に1組、とも言われています。
妊娠しやすさ、は女性の年齢により大きく変化していきます。一般的には女性が最も妊娠しやすい年齢は20歳前後と考えられています。
年齢が上がる程、妊娠しない割合が増えていきます。40歳の女性の妊娠する可能性は5%程度しかありません。40代での自然妊娠はごく稀なことなのです。テレビで見る著名人が40歳以上で高齢出産するニュースは不妊カップルに希望を与えますが、これは高度生殖医療があるからこそです。「赤ちゃんがほしい」と思いながらも妊娠しないカップルは、年齢が上がると共に、妊娠しないという割合が増加していきます。45歳を過ぎると、例え排卵や生理が定期的にあっても、妊娠できる可能性は殆どなくなります。

卵子提供のアクトワン

不妊の原因にはどういうものがあるのだろう

不妊症の原因には、排卵因子、卵管因子。子宮因子、頸管因子、免疫因子などがあります。
このうち、排卵因子、卵管因子に男性因子を加えた3つの要因は頻度が高く、この3つの因子を不妊症の3大因子といいます。
排卵因子とは排卵障害、卵管因子とは卵管の閉塞や狭窄、癒着などのことです。
男性因子とは男性に不妊症の原因がある場合で、射精がうまくいかないケースと精子に問題のあるケースの2つのケースがあります。
この他に、どこにも明らかな不妊の原因が見つからない、といったケースを原因不明不妊と呼んでいます。
この原因不明不妊は、実に不妊症の1/3を占める程多いので、不妊治療をするカップルはますます悩んでしまうことになります。原因が分からなければ対処のしようがないので、一通りやってみるしかありません。
原因不明不妊には妊娠しやすさの低下によるものもあります。これは精子あるいは卵子そのものの妊孕性(にんようせい)が低下しているか、もう既にない場合です。
妊孕性の低下は加齢が原因で、女性では、37歳から44歳の間のどこかの時点で妊孕性がなくなります。
一旦、精子や卵子の妊娠力が消失してしまうと、現代の医学をもってしてもなかなか有効な治療法がありません。
卵子の核移植などの治療法が出てきてはいますが、まだまだ実用には至っていないのが実情です。これは遺伝病の予防などを目的に、受精卵の核を別の女性から提供されて核を取り除いた卵子に移植して胚を培養するというものです。

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エッグドナーになるためには

このような不妊症とされる女性が妊娠するためには、卵子提供による体外受精が有効です。
卵子提供は、第三者から提供された健康な卵子と男性の精子とを体外受精させて受精卵を作る不妊治療法です。
卵子提供で使われる卵子は、エッグドナーと呼ばれる20歳代の女性から提供されています。
日本でエッグドナーというとまだあまり馴染みがなく、あなたの友人や知り合いに「わたしドナー登録してるんだ」という女性はそうそうはいないと思います。
しかしアメリカやヨーロッパ、マレーシアなど、卵子提供による体外受精が一般的な不妊治療として行われている国々ではエッグドナーは珍しい存在ではありません。学生を始めとした多くの若い女性がドナー登録をしているのです。アクトワンに登録のあるドナーさんの中には実際に、海外留学中に「エッグドナー」という言葉を知った、という方も多くいらっしゃいます。
エッグドナーになるには、まずドナーバンクや卵子提供プログラムのエージェントへドナー登録をすることが必要です。

エッグドナーになるには条件がある

卵子提供では健康で良質な卵子が求められるため、エッグドナーにも厳しい条件があります。
卵子提供を受ける患者さんはエッグドナーの容姿や年齢、国籍や健康状態などから、どのドナーから卵子提供を受けるか決めるため、かなり詳細なプロフィールを登録する必要があります。
治療を受けるカップルからエッグドナーに選ばれると、実際に卵子提供プログラムを実施する国外の都市へ行って、そこで2週間程度滞在して治療し、採卵します。
渡航費用や宿泊費用は登録している卵子バンクやエージェントから支払われます。
滞在中の通院以外の空き時間は自由に行動することができるため、旅行感覚で過ごすこともできます。ただし、採卵には排卵誘発剤投与の為の自己注射が必要であるなど、エッグドナーには負担もあります。

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エッグドナーの報酬とは

エッグドナーに選ばれ、実際に採卵が済むと報酬を受け取ることができます。
報酬の額は卵子バンクやエージェントによってさまざまですが、50万円~100万円が多いようです。
この報酬は卵子そのものの代価を支払うという意味合いのものではありません。エッグドナーの長期に及ぶ海外渡航や、現地での採卵のための治療といった労力に対する謝礼として支払われるものです。

アクトワンのドナーさんへの謝礼に対する考え方は、弊社のホームページに詳しく書かれています。ぜひサイトもご覧下さい。
 ★エッグドナーの方への謝礼
アクトワンのプログラムにご協力いただいたドナーさん方への謝礼は、たとえ卵子の数が少なかったり、質が劣っていたりしたとしても報酬の額が減額されるわけではありません。

エッグドナー募集中

アクトワンは、卵子提供プログラムにご協力いただけるエッグドナーさんを随時募集しております。
長い不妊治療の果てに、卵子提供によって、ついにわが子を授かることのできたご夫婦の喜びは計り知れないほど大きなものです。
そしてそのご夫婦に卵子を提供した、エッグドナーさんに対するご夫婦の感謝の気持ちも、限りなく大きなものとなります。
エッグドナーさんは必ずご夫婦と共に喜びと充実感を感じることが出来るでしょう。人の役に立ちたいと思っているあなた。若い今だからこそ出来る協力もあるのです。ぜひアクトワンのエッグドナーとして登録して、赤ちゃんを望むご夫婦の力になってあげて下さい。