完全なボランティアとしてのエッグドナー

定期的な月経があり、毎月正常な排卵が起こっている人にとって、普段卵子というものを意識する機会はほとんど無いのではないでしょうか。

しかし世の中には、病気や生殖器官の異常、加齢などによって健康な卵子を排卵することが困難な方がいるのです。

そういった方々は、排卵を誘発する薬を飲み続け、毎日基礎体温を計測して排卵日を待ち、そして排卵が訪れずに落胆するという、常に卵子のことで頭がいっぱいの日常を送っているのです。

海外では、こういった方々に対して健康で優良な卵子を提供するエッグバンクという組織が、もうずいぶん前から存在していました。

エッグバンクは卵子を提供してくれるエッグドナーを登録し、卵子提供を希望する方が現れたらエッグドナーをマッチングしてドナーから採卵した卵子を希望者に提供します。

日本ではこういった組織がなく、卵子提供を望む方は自分自身で親族や友人など、提供に応じてくれる相手を探し出す必要がありました。

しかし、晩婚化や初産年齢の高齢化に伴う健康な卵子に対する需要の増加を受け、2013年に日本で最初の卵子バンクが誕生しました。

ここへ登録したエッグドナーは、実際に採卵しそれによって妊娠に成功したとしても、報酬や謝礼金は一切支払われない完全なボランティアです。

エッグドナーには、排卵誘発剤の投与や低用量ピルの服用、海外へ短期間拘束されての採卵など多少のリスクやデメリットがあります。

それにも拘わらず、ボランティアとしてエッグドナーに応募する女性が応募2日目で100人以上にも達したといいます。

こういった女性の中には、ご主人の精子に問題がある不妊で自身も長い間不妊治療を受けており、不妊治療の大変さや辛さを良く知っているために、同じ苦しみを味わっている方の力になりたいという動機で応募した方も数名いらっしゃると言います。

今では徐々にこういった組織も増えてきており、中にはこの組織のように無報酬でのエッグドナーさんを募集しているものもあります。

ActOneでも、このようなボランティア精神にあふれたエッグドナーさんを募集しています。
採卵に関わる負担や労力、リスクなどを考慮し、ActOneでは卵子提供に対して謝礼金を支払わせていただいています。

これは決して卵子そのものの代価ではなく、採卵するために払われた労力や時間に対して支払われるものです。

エッグドナーに選ばれ、そこで採卵した卵子で妊娠が成功したときには、大きな喜びと充実感が得られるでしょう。
不妊に悩む数多くのご夫婦のために、ぜひご協力ください。